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B】 榎之木湧 善通寺市 出水・湧水

言わずと知れた善通寺は榎之木湧。
写真を撮りに行った時、たくさんの子供がエビや子魚をとって遊んでいた。
皆とても楽しそうで微笑ましい光景だった。
榎之木湧は近年護岸工事された出水である。
工事前の画像をshopmasterさんが撮られているので参考までにどうぞ→
工事前の榎之木湧香川県のサイトの方にもデータがありました→
工事前の榎木湧元の姿の方はとても心和む光景である。
工事後では緑も見当たらず、かろうじて片面石積みの無味乾燥で味気ないコンクリート護岸になってしまっている。
誰が見てもどちらがよいのか明らかではないだろうか?
例え生態系に配慮という名目を掲げて工事をしたとしても、大抵の出水の工事後は生き物の姿の見当たらない、空虚感漂う味気ない、何の感動もない、生態系が失われてしまった、さびしいものに成り果ててしまうことが多い。
やはり緑に覆われた土の護岸の方がいい。
草刈りなど、手入れが大変ではあると思うがそれでも何もかもコンクリートにしてしまうのは土の上で生活してきた人間にとって、非常に心苦しさを感じさせられてしまう。
土は生き物の住処になり、生き物を生み出す場所であるが、コンクリートはそうではない。
コンクリートやブロックからは、命の息吹を感じない。
かつての榎之木湧のままであって欲しかった。

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