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飯野山山頂の巨石群

飯野山山頂周辺には古代巨石文化の遺跡と見られるものがいくつか見られる。

「飯山町誌」の前身「坂元村誌」には飯野山山頂にある「おじょも岩」「火伏石」について次にように書かれている。「これは自然的な存在ではなくて人工的に作った巨石文化の遺跡である。何時の頃、何人が築いたかは不明であるが、先史時代又は原始時代の遺跡であることは学者の一致した意見で、学界は巨石文化のもとに研究の歩を進めているのである。」

◆おじょもの足跡岩(ずいぶん古い小さい画像しかなかった;;)
ojyomo.jpg

◆火伏岩
火伏石

また山頂の平坦部にある噴火を抑えるために置いたといわれる火伏石は「大昔この山が盛んに噴火している時ある日仙人が来て、噴火が人民に害を及ぼすこと多きを察して、火伏の為、火口上に巨石を置いたといわれ、また怪物が此の山に住み、其の足跡を岩につけたのだと伝えて恐れられている」とある。また神に供物をした遺構であるともいわれているとのこと。(飯山町誌より)
今ではおじょも伝説となっているが、昔はおじょもというより怪物や神の足跡だと思われていたのかもしれない。


飯野山山頂からは弥生時代中期の長頸壺が出土しており、飯山町誌によると、磐座も含めた遺跡群を高地性集落とする根拠ともしていると書かれている。長頸壺は山頂においてどのように使われていたのだろうか?食べ物の貯蔵に使われたのか、水をいれていたのか、どちらにせよ神事というより日常生活の範囲内で使われたのかもしれない。
旧石器時代から古墳時代にかけての遺跡は飯野山山頂以外にも、平野部、山麓にも点在している。

南西山麓にある飯神社の祭神は讃岐国魂である飯依彦であり、飯野山はその神が住む山としても昔から崇拝されてきた。
飯神社は延喜式神名帳に載っている神社であり、飯神社の社伝には太古の昔は山上に鎮座していたとある。
飯神社についてはまた別の機会に載せようと思う。


ここでは飯野山山頂巨石群について、飯山町在住の郷土史研究家、桑島さんにいろいろ教えていただいたのでそれを紹介したいと思う。
2001年初頭に桑島さんは、一般的にも名の知れた上記二か所の巨石以外にも、山頂付近に巨石群が存在することに気付き、独自で調査をはじめられた。一人で山頂の藪を切り開き、多くの人に見てもらいたいと手描きの「飯ノ山巨石マップ」も作成された。また自費で各巨石の案内札を作成し、各所に設置したが、その多くは心無い人によって引き抜かれ捨てられたりしてしまった。飯野山をただの岩山と思いたい人々の仕業かもしれない。

その手描きの巨石マップをイラストレーターで書きなおしたものがこちらであるが、何分、十数年前に作ったファイルであり、今と違ってマックを使っていた時代で、もう元データがないために修正することができない。(一から作り直す余力はもう無し…;;)
また不正確な個所がいくつかあるのでこれではなく以下の桑島さん直筆のマップを参照されたい。
この私が作成したこの地図を勝手に個人のサイトなどに張られているのを見かけるが、他人の画像を無断で使うことはマナー違反であり、管理人に一言お願いします。

kyoseki_map.gif

こちらが桑島さん作成の直筆マップ。
kuwajima_map.gif


山頂を取り巻くように点在している多くの巨石群だが、特に桑島さんが手入れされ、教えていただいたものを以下に載せてみた。


(1)~(5)こちらは山頂薬師堂の東約35メートルくらいのところにある頂卯磐座(ちょうういわくら)。頂上から真東に位置する場所にある為そう名付けたそうだ。(以下、岩の名前はすべて桑島さん命名)。中央は大鏡岩。

大鏡岩

中央の東面が平らになっている鏡岩の足元にはお供え岩。中央部の参道の両側には南立岩と北立岩が立っている。(この画像は二枚の画像を一つにしたものなので実際のものとは遠近感・角度や大きさ等に違いあり)
大鏡岩は真東を指している。また北立岩には水神を意味するペトログラフらしきものが見られる。(日本ペトログラフ協会吉田会長が桑島さんと登山した際にそういう話を聞いたそうだ)
またこの大鏡岩の側で桑島さんはおおきな蛇(アオダイショウ)を見たそうだ。この岩の下に住んでいるらしいとのこと。
古来日本人の信仰の根源であったものは蛇信仰であり、それから考えると、水神を表すというのは納得がいく。

大鏡岩2

大鏡岩は両手を広げた桑島さんと岩を比較すると、その大きさがよく分かる。
また東を向いた面は太陽のエネルギーを受けやすいように平らになっている。
迫力のある大きな磐座である。桑島さんが張られた紙垂がよい感じだ。



(28)(45)(50)こちらは一つの大岩が6つに割れてできたような頂艮磐座(ちょうこんいわくら)。頂上から東北(丑寅)の方角を艮というそうだ)にあるのでそう命名したとのこと。

磐座

こちらも桑島さんが紙垂を張り、巨石の周囲を手入れしてくれているので、さっぱりとした状態で写真が撮れた。
しかしこの磐座の真正面に誰かが植樹をしてしまっている。
もしこの木が大きくなればこの磐座はこの木で隠されてしまうのだろう。
できれば別の場所に植え替えてもらいたいものである。
この磐座もまた東を向いている。

磐座3

この磐座の足元には舟形石がある。桑島さんの話によると吉田会長が飯野山登山の折、この石に気付き、舟形石というものについて説明してくれたそうだ。舟形石とは大昔、海洋民族がこの地やってきた時、自分たちの乗ってきた船をかたどったものかもしれないとのことだ。供え物用の石として使われたようだ。
確かに人工的に作られたもののように思える。

磐座2



(7)こちらは大天蓋岩。迫力のある大岩だ。この組岩も東を向いている。

天蓋大岩1

こちらは横から見たところ。
左右の石が中央の大岩を支えているように見える。

天蓋大岩2



(6)穴不動。
石積みの壁の上に大きな岩が覆いかぶさっている組岩。なんだか石室のようにも見える。
桑島さんによると不動信仰の人々が昔磐座の中に不動さんを祀ったのではないかとのこと。
山頂広場にもお不動さんは祀られているがこちらの方が古そうだ。

穴不動

穴不動2



(9)こちらは石鎚神社としてまつられているご神体岩。
小さな祠が巨石の前に置かれてある。

石鎚2

御神体岩は桑島さんと比較するととても大きいことが分かる。

石鎚1



(10)鷹岩。大きな巨石が台石の上に乗っている。

鷹岩

鷹岩2



◆鷹岩の近くにあった割れた岩。切断線は東を向いている。
いくら柱状節理ゆえに割れやすい性質であると言っても、すべてがすべて、自然に割れたものとはいえないのではないか?

切断岩



(33)三重連立岩。これは三つの岩が重なり合っている。

三連立岩2

(27)三連立岩。
きれいに平行に並んだ三連の岩。
柱状節理に断面に沿って割れた(割った)のだとは思うが、何か意味ありげである。

三連立岩1



(17)大立岩(祈岩)横列の五個の台石に大岩がのっている。

巨石5



(34)おじょも三面顔岩
こちらはおじょものような顔の表情が見る角度によって違うという岩。
右から見ると渋い顔が左に寄っていくとほころんだ顔に見えてくるそうだ^^
桑島さんのユーモラスな発想がおもしろいと思う。

三面岩



◆そのほかにもまだまだ奇岩はある。

巨石7

最後に飯野山パンフレットを!

飯野山パンフレット


随時追加修正予定。最終更新2016/5/8
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