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出水についての説明

出水についての簡単な説明


■ 出水とは香川県における河川の伏流水を利用した灌漑用の取水池の呼び名である。
「ですい」と読む。人工的に掘られたものなので厳密には湧水とは呼べないのかもしれない。
出水は大きな河川の伏流水であることが多く、土器川、金倉川、綾川等、河川周辺に多く密集している。

■ 香川県は山間部から海までの距離が短く、その為、降雨もすぐに海へ流れ出てしまう為、日照りによる水不足に悩まされた住民は、ため池や出水を多く作った。

■ 上記より分かる通り、出水は伏流水であることが多いので、湧水量は河川の水量に左右される。それは降雨量に左右されるということでもあるので、冬季は湧水量が少なく、梅雨時になると湧水量が増える出水が多いようだ。

■ 出水は主に水利組合等地元の人々によって管理されている。出水ごとに管理者、出水の水を使用する地域が決まっている。

■ 湧水は年間を通して一定の温度であることが多く、冬に水に手を浸してみると、驚くほど温かく感じることがある。

■ 出水によっては伝承が残っていることがあり、それらを多く収集することで出水に対する理解がより深まるように思える。

■ 出水または出水から流れ出す小川には、貴重な水生生物、水生植物などが今なお残っているので、今後もそれらを守っていく必要があるだろう。

■ ほとんどの出水にはそれぞれ固有の名前がついており、それは全くといっていいほど地域の人に知られていない。またその場所すらも認識されていないことが多い。またその名称だが、個性的で興味深い名前がついていたりする。

以上、簡潔にまとめてみた。
また出水カテゴリ内ページのタイトル頭に出水のランク付けをしている。

■ランクについての説明(管理人視点)
【ランクS】 昔のままの姿をとどめており、かつ澄んだ水が湧いている出水。
【ランクA】 一部護岸工事されているが周囲の自然が残り、水が澄んでいる出水。
【ランクB】 全面コンクリート張りだが水が澄んでいる出水。もしくは周囲の自然が残っていても水がにごっている出水。
【ランクC】 全面コンクリート張りで環境の悪い出水。
【ランクD】 封鎖されている出水。
【ランクE】 水が枯れている、または枯れかけている出水。




香川県は年間の降水量が全国で最下位のいわゆる「日照り」県である。
香川に住んでいるとあまりそれをひしひしと認識することはないのだが、そこらじゅうにあるため池や出水で、昔の人々がいかに水不足で苦しんできたかが理解できる。
そういう背景の元、香川には出水(ですい)が多く存在する。
出水とは一般に言われている湧水のことだが、讃岐地方では湧水といわずに、出水と呼んでいる。

私が出水を始めた見たのは、小学生の頃、同級生の家に遊びに行った時のことだ。
友達に案内されて連れて行かれた先は、側にポンプ小屋のある透き通った美しい小さな泉だった。
暗く大きな魚の影が、私の足もとをゆっくりとよぎり、周囲は生き生きした緑あふれるうっそうとした木々に囲まれていた。
空想好きの私は、美しい秘密の場所に迷い込んだかのような錯覚を覚えたものだ。
「なんてきれいな水なんだろう!」
その時の出来事は非常に印象深いものとして心に刻まれた。

高校入学後はしばらく、生物部に属していた。
生物部に属していた期間はわずか1,2か月であったが、(その後は吹奏楽部に入部)その短期間の間に、先輩に連れられて採集にいった出水もまた私に大きな感銘を与えた。
やはり、水が美しく透き通り、多種多様の生物が生息していた。
その時採集したもので覚えているのは、カワムツ類、ヨシノボリ、ドンコ、ヌマエビ等だったと思うが、すでにコンクリート三面張りで水生生物生息環境の劣悪な湖沼ばかりの今日、そういう豊かな生態環境が残っていたことがとてもうれしかったのを覚えている。

今現在もどんどん石積み、または自然護岸の出水、用水路は姿を消しつつある。
コンクリートですべてを固められてしまった出水に命の自由と美しさはない。
小さな生き物たちや水辺の植物が織りなす命の調和が、美しい水と一体化した光景は、人の心を何より慰め、生きる希望を与えてくれるものなのに、そういう最上等の環境は日本だけでなく、世界中から急速に姿を消しつつある。
人の心の荒廃が見るものすべてに現れた結果である。
出水の維持管理が労働を伴う作業であることは承知の上であるし、出水の荒廃は管理者や持ち主のせいでは決してない。
この社会の仕組み全体が悪いのである。
人の命、心、生きとし生けるものすべてを取り巻く環境を操作している、この国の、この世界の在りようが悪いのである。
美しい水や景色を守るために一人一人ができること、それは社会をよりよいものに変えていくこと。人として一番忘れてないけないことを忘れないことである。
それはただ一つ。人は地球の命全体の一部であり、すべてはつながっており、人間だけの世界ではないこと。すべての命をないがしろにしてまでも人間の快楽を追求しようとしないこと。
私が人に求めることは、自分のやっていることが最終的にどういう事態を招くのか、しっかり考え抜いてから行動してほしいということである。
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